Graduate -01
三輪田学園でのたくさんの気づきが
アーティストとしての道につながっていった
2009年卒
N・A さん
東京藝術大学卒・同大学院映像研究科修了
コ本やhonkbooks主宰
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アーティストとして映像を使ったインスタレーション作品を制作し、美術館などで展覧会に参加しています。ここ数年は詩作にも取り組み、2022年に刊行した二作目の詩集が『中原中也賞』を受賞したこともあり、文芸誌での発表やイベント出演の機会も増えました。2016年から「コ本や honkbooks」というプラクティショナー・コレクティブ(芸術活動を実践する集団)を主宰し、活動拠点として神楽坂で古書店兼プロジェクトスペースも運営しています。
三輪田学園で過ごした日々の中には、今の自分に活かされていることがたくさんあります。イラストレーションクラブで、先輩と絵本の共同制作をしたことで気づいた協働することの大切さ。文化祭の準備で、装飾部門長として実感した広い校舎を予算内で装飾することの難しさ。こうした体験を通じて、たくさん悩みながらも「大きなことを成し遂げるために必要なこと」を学ぶことができました。また三輪田学園の授業は「教わる」だけでなく「自分で感じ・考え・言葉にする」というものもあり、アーティストとして作品を作っている自分にとって、大切な時間だったと今もよく思い返しています。
三輪田学園は一人ひとりの興味関心を見守り、尊重してくれる素敵な学校です。入学したらぜひ、やりたいことを存分にやって突き進んでほしいと思います。