法政大学との高大連携の取り組みの一つ「START プログラム」 の最終発表が三輪田学園隣の法政大学九段北校舎で行われました。
企業、大学生とともに、SDGsをテーマとして、フィールドワーク、対話、発表など、様々な方法で課題解決を図るプログラムです。
三輪田学園からは高校生10名が参加、32名が7チームに分かれて発表しました。
法政大学副学長小秋元先生の挨拶で始まりました。「8ヶ月取り組んできた発表です。疑問に思ったことを今後の勉強に活かしてください。」
最初の発表チームは「ゴミのポイ捨て」についてです。
解決するために、動くゴミ箱(ロボット)を考えました。
発表後、企業の方(日本旅行様、セブン&アイ・ホールディングス様、三井住友海上火災保険様)からの質問が続きます。三輪田生は素直に率直に堂々と答えていました。
企業の方から、数字的裏付け、実際にインタビューをしたらよいなどのアドバイスをいただきました。
他に、タバコのポイ捨て、食品ロス+買い物難民、観光地に行かない旅行会社、移動式古着屋、農業体験など、さまざまな「社会をよくしていこう」という内容の発表が行われました。
三輪田学園で行っている探究学習HUBやLABを一歩進めて、このSTART プログラムでは「ビジネス」と結びつけています。このことにより社会との繋がりが一気に現実的になります。そこには責任が生まれます。
発表では互いにリスペクトして議論が深められました。どのチームも「よりよい社会と未来にしていく!」という気概に満ちていました。
[三輪田生の感想です]
たくさんの大人の前で発表したのでとても緊張した。
他校と協力できたのがよかった。
何回も話し合っていく上で、まとまらないこともあったけれど、いろいろな人の意見をまとめてパワポを作ることができた。
他のグループの、社会人のように素晴らしいスライドを見ることができてとても良かった。
今までの自分たちの研究の集大成が今日の発表でできてスッキリした。
高校生、大学生の若い世代が社会に貢献するため、真剣に考えることはとても素晴らしいことです。
考えるだけでなく、法政大学との高大連携プログラムのように、外に発信することが大切です。
講演を聞いたオーディエンスが感動し、新しい出会いが生まれ、次のステージへと繋がっていきます。
将来への明るい展望を見ることができました。