1月18日(土)の午後、本学園講堂にて「法政大学GIS(グローバル教養学部)説明会」を開催しました。このイベントには、計200名以上の中高生とその保護者が参加し、大変有意義な会となりました。
開会の挨拶
説明会の冒頭では、三輪田学園高等学校教頭の湯原弘子教諭が開会の挨拶を行いました。湯原教頭からは、三輪田学園と法政大学が高大連携協定を締結した経緯と現在展開されている多彩なプログラムについて紹介がありました。「法政大学理科実験」や「留学生とのCross-Cultural Project」、「STARTプログラム」、「データサイエンス講座」など、幅広い連携内容が挙げられ、特に「データサイエンス特別聴講制度」は法政大学進学後に単位が認められるプログラムとして注目されています。また、高校3年生の1学期に実施される高大連携講座では、生徒が法政大学の授業を実際に体験し、大学での学びと自身の興味・関心をマッチングする機会が設けられていることが説明されました。このような講座は、生徒たちが具体的な進路選択を考える上で大きな助けとなっています。
GIS学部説明会
続いて、法政大学GIS福岡賢昌学部長による学部説明が行われました。GISは、2008年に設立され、2025年度で18年目を迎える学部です。100%英語での授業を特徴とする世界基準のリベラルアーツ教育を提供しており、文学、歴史、国際関係学、ビジネスなど、約30の幅広い学術分野の専門科目を1年次より英語で学び、3年次より開始されるゼミ活動で専門性をより深めていきます。
GISの主な特徴として、以下の点が挙げられました:
福岡教授は、「国内外問わず、英語を活用し、グローバル基準の知識・教養、実践的スキルとマインドを持ち、堂々と世界の人々と渡り合うことができる魅力あるリーダーとして、グローバル社会の発展に貢献できる人材を育てていきたい」と述べられました。
トークセッション
次に、福岡教授と本校卒業生で法政大学グローバル教養学部4年生によるトークセッションが行われました。自身がGISに進学を決めた理由や、大学生活で得た学びについて語り、特に印象的だった実践的な授業について具体例を挙げました。また、GISの環境が自身の成長にどれほど影響を与えたかについても触れ、英語で多様な分野を学びながら広い視野を養えたことが、卒業後のキャリアを考える上で役立ったと語りました。
さらにトークセッションでは、福岡教授とOGから進路選択のアドバイスや三輪田生へのメッセージが伝えられました。福岡教授は「どんな進路を選択するにしても英語にアレルギーがないこと」を挙げられ、OGからは「三輪田の英語の授業を大切に」とのアドバイスをいただきました。参加者にとって、大学での学びや進路を具体的に考える貴重な機会となり、多くの生徒や保護者が熱心に耳を傾けていました。
イベントを終えて
今回の説明会を通じて、参加者からは「大学での学びとその後のキャリアパスについて具体的なイメージが湧いた」「GISの環境がとても魅力的だと感じた」といった感想が寄せられました。本校と法政大学の高大連携がさらに深まり、生徒たちの未来の可能性が広がることを期待しております。
イベントの開催にあたりご協力いただいた法政大学グローバル教養学部の福岡教授、OG、そして参加者の皆さまに心より感謝申し上げます。