2025年1月15日、本学園中学2年生が企業見学としてサイバーエージェントを訪問しました。
この見学は、生徒たちが社会で活躍する企業の現場を体験し、将来のキャリアや働き方について考える機会として実施されました。
訪問中、生徒たちはサイバーエージェントの事業内容や、広告・ゲーム・メディアなど多岐にわたる事業領域について学びました。また、サイバーエージェントが掲げる「変化と挑戦」をモットーにした取り組みについても学びました。特に注目を集めたのが、サイバーエージェントが運営するABEMAスタジオの紹介です。地図には三輪田学園も入っており、生徒たちはその場所が身近であることに驚いていました。
さらに、ゲーム事業の一例として、大人気ゲーム『ウマ娘』の作成過程について説明を受け、企画から開発までの努力やチームワークの重要性を知ることができました。また、ABEMAのオリジナルドラマの紹介では、エンターテインメント制作の現場について理解を深め、オリジナルコンテンツがどのように生み出され、視聴者に届けられるのかを学びました。
「あした会議」という社員がチームを組み、会社の未来につながる提案を考え、社長に直接プレゼンテーションを行う会議の仕組みについても紹介されました。この柔軟で挑戦的な文化に、生徒たちは感銘を受けた様子でした。さらに、AIの活用についても説明があり、特にAI秘書が業務効率化やコミュニケーション支援にどのように活躍しているかを学びました。IT企業ならではの最先端技術の活用に、生徒たちは未来の働き方を実感しました。
質疑応答では、生徒たちは積極的に質問し、社員の方々から具体的な回答をいただきました。特に「英語は必要か」という質問に対しては、「英語ができると外国企業との会議に抜擢される機会が増え、チャンスが広がる」との回答があり、生徒たちは英語を学ぶ重要性を改めて実感していました。さらに、「どんな人材を求めているのか」という質問には、「チームで仕事をするため、他の人が応援したいと思うような素直で良い人が求められる」と教えていただき、人間性の大切さについても深く考える機会となりました。また、社員の服装や髪型が自由であることも紹介され、生徒たちは働きやすい職場環境への理解を深めました。
オフィスツアーでは、デザイン性の高いオフィスや、社員の働きやすさを考えた環境を見学しました。ユニークなオフィスデザインに生徒たちは驚き、「こんな場所で働きたい」という声も上がりました。
今回の企業見学は、生徒たちが社会で働く姿をより具体的に想像し、未来に向けて何を学び、どのように行動すべきかを考える大切な一歩となりました。三輪田学園では、今後も実社会と結びついた体験型学習を通じて、生徒たちが自ら考え行動する力を育む教育を提供していきたいと思います。