前日の高校入学式・始業式に続き、中学入学式がおこなわれました。
だいぶ新緑になりつつありますが、まだ桜も新入生の入学を待ってくれていたようです。
新入生は一人ひとり名前を呼ばれ、「はい」と元気に返事をします。
校長式辞では、桜にちなみ、百人一首で有名な和歌「久方の光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ」が紹介されました。この歌の作者である紀友則は、時の権力者藤原時平に見出されたことでその名を知られるようになった歌人です。偶然の出会いがその後の人生に大きな影響を及ぼすこともある。そして、その出会いを、偶然ではなく必然なものにするためには、自分の「好き」を追求してみてくださいという、励ましの言葉が新入生に送られました。
これからの6年間で友情を育み、自分の興味・関心を伸ばし、大きく育っていってほしいと思います。