三輪田学園中学校・高等学校 三輪田学園中学校・高等学校

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高1 進路講演会~適性診断~を行いました

2024.06.11

6月7日、MLL(放課後学習)でもお世話になっているリクルート社さんによる、高1対象の進路講演会が行われ、「未来の夢のみつけかた」と題して、お話しくださいました。
世の中には約17,000もの職種が存在するといいますが、そのうちのどれだけを知っているでしょうか。
私たちが知っているのは氷山の一角に過ぎません。知っている職業が多くあってこそ、自分がなりたいもの、やりたいことをイメージすることが出来ます。
そのために、未来に向けて今からやっておきたいこととして、知っている職業を増やすことが大切と伺いました。

生徒達にとってイメージしやすいよう、買い物の仕方を例に、お話くださいました。
例えば、100店舗あるお店の中からお洋服を買いたい場合、どう選ぶでしょうか。
全てのお店で試着して選ぶのか、それともあらかじめ欲しいものの条件やイメージを決めてから選ぶのでしょうか。
少しでも多くのお店の商品を見て検討することは、「仕事の種類を知る(選択肢を増やす)」ことに、あらかじめ目星をつけることは、「選ぶ軸を考える」ことに、置き換えられるとお話しくださいました。

「選ぶ軸を考える」にあたっては、以下の3つを大切にすると良いそうです。
「好きなこと」を広げていく。
例えばスポーツが好きな場合、関連する職業として考えられるものは複数ありますが、具体的にスポーツの何をするのが好きなのか、と考え深掘りしていくと良いそうです。

興味と「得意なこと」を掛け合わせていく。
自分の「やりたいこと」と「得意なこと」を組み合わせることで、自分の強みを活かせるようになります。
例として、教育分野に興味がある場合を挙げて下さっていました。
教員だけが教育分野の仕事ではありません。人前で話すのは苦手だけど他者とのコミュニケーションを取るのが好き、という場合には、例えばスクールカウンセラーなどの道も考えられます。

「価値観」で考えてみる。
価値観は人それぞれなので、他の人の価値観を知ることで視野が広がり、自分は何を大切にして働きたいかが見えてくるとおっしゃっていました。

講演中は、生徒同士で話し合ったり類推する時間を取ってくださり、能動的にお話を伺うことができました。
講演会の後半には、適性診断テストを受け、自身の性格傾向や適性分野を知る時間を持ちました。
自身の診断結果からおすすめされた未来事典(働く人の考え方や価値観について書かれた記事で、103名分の記事が掲載がされているそうです!)を読み、気になる記事をワークシートにまとめました。
記事の中には、学生時代のことや、学んだ学問と仕事をどう結びつけたか、といった進路ヒストリーも掲載されており、高校生にとって役立つ情報が満載です。
おすすめされた記事以外に、自分で気になる職業を調べて、記事を読むことも出来るそうです。

秋には文理選択をすることになるので、今日のお話や診断の結果、未来辞典を活用し、多くの情報を得て、選択肢の幅を広げてもらいたいと思います。