第68回校内音楽会が開催されました。
コロナ禍前のスタイルにほぼ戻っての開催です。
本番に向けて、メンバー全員で試行錯誤しながら一つにまとまって演奏することができました。
中学の部、合唱コンクールでは特別審査員の鳥海仁子先生から講評をいただきました。
「舞台には魔物がいます。いつもと違う空間。魔物に吸い寄せられないために、打ち勝つために、演奏者は練習します。」
「今、歌い終わってどんなことを思っていますか? これからの人生で、今日の演奏したこの感じをどこかで味わうことがあるかもしれません。」
「声ってなんのためにあるのでしょうか? 歌では言葉を声に出して音にのせます。何かを伝えるために声があります。自分に伝える、人に伝える、動物に伝える… たくさんの感情を伝える、人をおとしめる言葉ではなく、感謝を伝える言葉…」
鳥海先生のお言葉は生徒と教員の心に深く響きました。
学年合唱の春に、大地讃頌、バッハのヴァイオリン独奏、ピアノ独奏。
高校の部では長唄、箏曲、合唱、吹奏楽〈レミゼラブル〉、独唱、ピアノ独奏と、様々なジャンルのプログラムです。
音楽系クラブの高2生は本日の演奏をもってクラブを卒業しました。奏でる音には5年間の音楽への熱い思いが込められていました。
高1音楽選択者は音楽会の運営に大活躍! ミュージカル『アラジン』もドキドキしながら精一杯公演することができました。
三輪田生全員が音楽美に耳を傾けて鑑賞した校内音楽会でした。